鈴の音
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2012年 4月号

桜が舞い散るこの季節は、出会いと別れの季節でもあります。出会いには笑顔、別れには涙がつきものですが、今回は涙についての豆知識をご紹介したいと思います。


☆涙の味
涙が口に入った時、しょっぱいと感じたことはありませんか?これは涙に含まれるナトリウムという成分が原因です。涙にはナトリウムのほかに、カリウムやたんぱく質、抗菌作用のある成分などが含まれています。
また、真偽のほどは定かではありませんが、悲しい時やうれしい時に流す涙より、怒っている時や悔しい時に流す涙のほうがナトリウムを多く含み、より塩辛く感じるとも言われています。感情によって涙の味が変わるというのは、ちょっと興味深いですよね。

☆涙の量
起きている時、常に涙は分泌され、そしてその涙は目頭にある穴から鼻のほうへ少しずつ流れていきます。1日の涙の量は大人で0.5ml~1ml 子供で約1.5mlと言われています。
しかし、泣いた時にはもっとたくさんの涙が出てくるので、鼻のほうに流すだけでは追い付かず、目からあふれ出ることになります。この時、涙はまず目頭からあふれ出ます。目薬をさした時は余分な水分が目全体から出てくることもあります。どこから涙があふれ出ているか…。この点に注目すると、ドラマや映画で俳優さんが本当に泣いているか、目薬で涙を表現しているのか、見分けることができるかもしれません。

☆日本人と外国人の泣き方の違い
日本人はハンカチを目にあてて泣きますが、外国人は鼻にあてて泣きます。これは目と鼻をつないでいる鼻涙管の太さが影響していると言われています。
鼻涙管が細い日本人は、鼻に流れる涙の量が少なく目からあふれやすいので、ハンカチを目にあてて泣き、一方西洋人は鼻涙管が太いので、鼻に流れる涙の量が多く、そしてそれは鼻汁となって流れてくるので鼻にハンカチをあてて泣くそうです。

☆眠くなると目をこするのは
眠くなると、脳は自然に涙の量を減らしていきます。そのため、眠くなると目頭がショボショボしたりするのです。そこで、無意識のうちに目をこすって刺激を与え、涙の分泌を増やそうとすることになります。

涙に関する豆知識はどうでしたか?涙にはストレス物質を排出する役割があるとも言われています。これをきっかけに泣ける映画を観たり、小説を読んだりして思いっきり泣いてみてはどうでしょうか。心身ともにリラックスできるかもしれません。