鈴の音
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2013年 9月号

9月1日は防災の日です。普段から防災の準備はしてあるでしょうか?
市民防災研究所の池上さんお勧めの避難持ち出し便利グッズは、次のとおりです。

  1. 手回しの懐中電灯つき携帯ラジオ(携帯電話もつなげるもの)
  2. 包装ラップ(水のないところでも汚れた手や皿に敷く。包帯代わりや体に巻いて体の保温ができる。)
  3. ビニールのごみ袋(防寒着、レインコート、トイレ代わり、ポリタンク代わり)
  4. 携帯用ウェットティッシュ
  5. 旅行用下着セット
  6. 携帯カイロ(お弁当に10分ぐらい抱かせるとホカホカになる。)

その他に3日分の食料と水があれば、救援がくるまでとりあえずなんとかなると言われています。
普段血圧や糖尿等の薬を服用している方は、これに加えて普段の薬3日分以上とそれに「おくすり手帳」をお持ちになって頂ければと思います。
災害が起こった時には、怪我などの応急処置をします。それが一段落すると、今度は普段の病気の治療を継続しなければなりません。普段服用している薬の名前を全部言えるでしょうか? なかなか覚えていられないのではないでしょうか? 「血圧が高く、ぜんそくで白の丸い薬と黄色の細長い薬を飲んでいて・・・」などとあいまいに答えても、医師や薬剤師は何のことかわからず、迅速に適切な対応がとれません。そのため、病気が悪化してしまうかもしれません。薬の種類によっては飲むのを突然やめてしまうと薬のリバウンド現象(反動で一層症状が悪化)や、禁断症状など重大な副作用が起こるかもしれないのです。
≪被災地での事例≫さて飲んでいる薬がワーファリンだと分かったとしましょう。ワーファリンには単位として0.5mg、1mgと5mg錠などがあります。何mgの錠剤でしょう?患者さんが覚えていたのが「赤」い錠剤だとしたら5mgです。ところが実際は1mg錠でした。1mgの錠剤そのものは「白」ですがシートの色が「赤」だったのです。間違って5mg錠をそのまま出したら、5倍過量投与で大出血の危険性があります。 
そんな時「おくすり手帳」を持っていれば、見せるだけで薬の名前や量が分かります。自分の手持ちの薬が無くなっても、避難所などでそれに近い薬をもらうことが出来るでしょう。分からなければ新たに診察して頂いて薬を決めてもらわなければなりません。
また「おくすり手帳」は、いろいろな医療機関で処方して頂く、薬の飲み合わせをみて頂くのにも役立ちます。眼科や耳鼻科、それに歯医者さんでも服用している薬が影響することがあります。ある種の骨の薬は、それを服用している間は抜歯ができなかったりします。

どうぞ「おくすり手帳」を健康管理にお役立て下さい。