鈴の音
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2013年12月号

<手洗い>
 いつもきちんと手洗いが出来ていますか?冬はインフルエンザやノロウィルス等の感染症が流行する季節です。これらの感染症は「くしゃみ」や「咳」などによる「空気感染」も原因となりますが、意外な事に「手」を介して感染する事も多いのです。


<病原体の運び役>
 インフルエンザなどの感染症は、目に見えない小さなウィルスが原因である事はご存知の通りです。このウィルスはどうやって人から人へ感染するのでしょうか?
 「くしゃみ」や「咳」をすると、鼻の粘液や口の唾液が「しぶき」となって周囲に拡散します。この「しぶき」の中にたくさんのウィルスが入っています。人前で「くしゃみ」や「咳」をするとき、エチケットとして手で口を覆いますが、その際に手にはたくさんのウィルスが付いてしまいます。また、「鼻をかむ」や「鼻をこする」などの仕草でも、手にウィルスが付着する事になります。この手で、電車の吊革や手すり、ドアノブなどに触れると、そこにウィルスが付着。そこを別の人が触れ、その手で鼻や口のまわりをさわることで感染が成立してしまいます。
 このように、「手」はウィルスなどの病原体の運び役のひとつなのです。ちなみに、人の行動を観察していると、人は無意識に鼻や口のまわりを「手」で頻繁にさわっているのがわかります。

<手をきれいにするには>
 外から帰宅した時は、石鹸で手をよく洗うことを心がけましょう。手の洗い方は、石鹸をよく泡立てて、手の甲や手のひらだけでなく、指や爪の間までしっかりと洗うようにしましょう。
 外出先では、手指消毒用のアルコールを利用しましょう。今では医療機関だけでなく、スーパーマーケットの入口にも設置されていたりします。石鹸での手洗いと同様、指や爪の間にもすり込むようにして使用すれば効果的です。

<手洗い・うがい・マスク>
 風邪の季節を健康に過ごすには、日頃から手洗いをこまめに行ない、感染予防に心がけましょう。もちろん、手洗いだけでは十分ではありません。うがいやマスクの着用も必要です。うがいは菌やウィルスを除去する効果があり、マスクは感染予防だけでなく、周囲の人に菌やウィルスを伝染させない効果があります。

手」は感染の原因になります。手洗いをこまめに行いましょう。