鈴の音
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2014年7月号


 夏は肌の露出が多く、紫外線や汗などで皮膚への負担が大きい季節。皮膚炎の悪化や、かゆみの増強も気になるところです。


<1.汗がかゆみの原因に>
  汗をかいたまま長時間放置しておくと、匂いが気になるだけでなく、かゆみの原因にもなります。また、発汗により蕁麻疹が生じることも。さらに、汗は細菌増殖の温床となり“あせも”の原因にもなります。

【対策】汗をかいたらすぐ拭き取りましょう。濡れたタオルなどで拭き取るとさらに効果的です。

<2.夏の日差しも要注意>
 夏は気温の上昇に伴い、だんだんと洋服も薄着になってきます。しかし、夏の日差しは結構刺激が強いので肌の露出には要注意です。強い紫外線の刺激が、露出していた腕や足のかゆみを引き起こすこともあります(日光過敏、日光蕁麻疹)
また、過度に強い紫外線を浴びると皮膚がダメージを受けて、免疫が低下することや、将来的に皮膚ガンができることがあります。

【対策】長時間野外にいる場合は、何かはおるものを準備するか、日焼け止めを活用して紫外線対策をしましょう。しかし、日焼け止めが合わないことが原因で皮膚炎になる場合もあるので、その際は皮膚専門のお医者さんに相談してください。

<3.乾燥は冬だけではありません>
 乾燥に注意なのは冬だけではありません。冷房やエアコンを使用することが多い夏の室内は意外と乾燥しているもの。過度な乾燥は皮膚の水分を奪いかゆみを増強させる可能性があります。
また、大きな気温の変化もかゆみを引き起こします。涼しい室内と炎天下の屋外の出入りのときも要注意です。

【対策】エアコンの設定温度を高めにするなど、省エネ対策とあわせて乾燥にも注意してください。それほど暑くない日は扇風機やうちわの使用に変更するのもいいかもしれません。

<4.夏は蕁麻疹やアトピーが悪化する季節>
 夏は蕁麻疹やアトピー性皮膚炎が悪化することが多いようです。蕁麻疹は、夏バテの疲労がきっかけで起こることもあるので無理しないようにしましょう。

【対策】通常の治療をしっかり行う事が重要です。加えて汗や紫外線の刺激から皮膚を守りましょう。夏場はお風呂上がりのケアをさぼりがちではありませんか?外用薬や保湿剤を塗るのを忘れずに。皮膚炎の悪化やかゆみが気になる時は、皮膚科専門のお医者さんを受診しましょう。

夏の対策は大丈夫ですか?しっかり予防し、上手にかゆみをコントロールすることで楽しい夏を過ごしましょう。