鈴の音
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2014年10月号

<セルフメディケーション>
 自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすることを「セルフメディケーション」と言います。セルフメディケーションを実践するためには、市販薬(OTC医薬品)の正しい知識と使い方が必要です。また、日頃からの健康管理も大切です。今回は、セルフメディケーションについて取り上げてみたいと思います。


<市販薬の活用>
 私たちの体には、病気を予防したり、病気や怪我などから回復させたりするための力が備わっています。これを「自然治癒力」とよんでいます。「市販薬(OTC医薬品)」は、自然治癒力を助け健康を取り戻すために、とても役に立つもののひとつです。風邪気味の時や頭が痛い、胃腸の調子が悪いなどの時は、市販の風邪薬や頭痛薬、胃腸薬などを利用し無理せず休むことで症状が改善した経験は誰にもあります。市販薬を上手に使うことで、軽度な体の不調は自分で手当てすることが出来るのです。

<規則正しい生活を心がける>
 セルフメディケーションのもっとも重要な目的は、日頃からの健康管理により、健やかな生活をおくることにあります。不規則な生活や食事、睡眠不足などの不摂生を続けていると、体力や抵抗力が落ちて様々な病気の引き金になります。また、日頃の不摂生が長い間蓄積されると、糖尿病や脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病になってしまいます。家族や自分の健康管理に積極的に関わることは、健康知識の向上と生活習慣病の予防や健康維持に大いに役立ちます。

<専門家を活用しましょう>
 不十分な知識によるセルフメディケーションでは、悪い結果をまねくことにもなりかねません。家族や自分の病気の状況を見て、的確な薬を正しく使用する知識が必要です。わからないことがあったら、薬剤師や登録販売者などの専門知識を持った人たちに、しっかり確認をとりましょう。医薬品製造メーカーの相談室を利用するという方法もあります。また、日頃から主治医のような、何でも相談できる「かかりつけ薬局」を持つと、迅速で的確な回答が得られてとても役に立ちます。

<健康と生活習慣をチェック>
 自分や家族の健康状態を知っておくことは、セルフメディケーションを実践する上でとても重要です。健康診断結果や様々な検査値データに注意を払い、問題点を把握して医師や薬剤師などの専門家に相談しながら、生活全般を見直すことが大切です。最近は家庭内でも体重だけでなく体脂肪、血圧、尿糖等を手軽に測ることが可能になりました。その際使用する測定機器や検査薬も容易に薬局で入手することが出来ます。日頃から検査数値とその推移をチェックし、健康管理を自ら行なうことで、健康への意識をよりいっそう高めることになります。

セルフメディケーションで元気で明るい毎日を送りましょう