鈴の音
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2015年3月号

<眼の疲労>
 パソコンや活字、テレビなどを長時間見ることで、眼は酷使されています。眼の疲れがひどくなると、頭痛、肩こり、吐き気などの不快な症状を伴うことがあります。体の不調は案外眼から来ているのかもしれません。


<疲れ眼の原因>
 眼の疲れる原因には、次の2点が上げられます。
 ● 近くの物を長時間凝視する
 ● 眼の表面が乾燥する

 常に自分から同じ距離にあるテレビなどを見つめていると、ピントの調節機能が「固まって」しまい、眼の焦点をあわせるための筋肉(毛様体筋)が疲労します。また、涙は眼の表面の保護や、栄養分・酸素の供給、ゴミ・細菌の侵入を防ぐなどの働きをしていますが、この涙が乾いてくると、角膜が露出し眼の表面が傷つきやすくなります。

<「見る」環境を整えよう>
  1. テレビのモニタを目線よりも下に置く:
    伏し目がちにする事によって眼球が露出する割合が減り、眼が乾きにくくなります。
  2. 部屋の湿度を保つ:
    部屋が乾燥すると眼も乾きやすくなります。部屋の湿度は最低でも40%、できれば60085%にしましょう。
  3. 照明は適度に:
    物に当たる照明を明るくしましょう。ただし、明るすぎないように注意。まぶし過ぎる光は網膜を痛める恐れがあります。
  4. 時々遠くの景色を見てリフレッシュ:
    1時間に数分くらいは遠くの景色を見るようにしましょう。リラックスしてボーと見ることで眼の緊張が取れ、リフレッシュに効果的です。
<眼によいとされる栄養素>
 ● ビタミンA:レバー、うなぎ、緑黄色野菜:夜盲症の予防に効果があり、暗がりでも視界はバッチリです。
 ● ビタミンB群:ゴマ、大豆、レバー、魚:網膜と視神経を活発にします。
 ● ビタミンC:ピーマン、パセリ、ブロッコリー:眼の老化防止に効果があります。
 ● ビタミンE:ゴマ油、豆類、玄米:これらも眼の老化防止に大切です。
 ● タンパク質:肉、魚、卵、大豆、レバー:元気な水晶体と毛様体筋を作ります。
 ● アントシアニン:ブルーベリー、シソ、黒豆:網膜の色素体の再合成に不可欠です。

日頃から眼をいたわり、健康な生活を送りましょう。