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ためして薬膳~便秘~

こんにちは😄

ベル薬局辰巳台です😊

みなさま、いかがお過ごしですか❔

「天高く、馬肥える秋」

食欲の秋ですね~🐷🍴❣❣

美味しく食べるためには、「出すべきものは、しっかり出しておかないと」ですね!!

ところが、この「出す」方がままならない方も、多くいらっしゃいます😓

厚生労働省のデータによると、便秘を訴える人は440万人を超えているそうです。年齢とともに増加傾向にあり、80歳以上では10人に1人と言われています。

そこで、今回は「便秘」についてお送りします。

一口に便秘と言っても、人によって症状が違い、腸に器質的な異常がない場合は、主に以下の3タイプに分けられます。

1.弛緩性便秘

腸の動きが悪いタイプで、大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなってしまいます。便が溜まっていても、お腹がゴロゴロ言わず、年を取ってからの便秘や、女性に多いと言われています。

「不溶性食物繊維」を多くとることで、便のかさが増え、腸が刺激されて動きやすくなります。

2.痙攣性便秘

腸が緊張し、変な動きをするタイプで、お腹がゴロゴロ言っているのに、便が出ない。出てもコロコロ便でスッキリしない。便秘と下痢を繰り返しやすく、環境の変化の影響を受けやすい傾向があります。

「不溶性食物繊維」を多くとってしまうと、腸が刺激されすぎて、腸の動きが乱れ、便秘をひどくしてしまう可能性があります。「水溶性食物繊維」をとるようにしましょう。

3.直腸性便秘

便が直腸まで来ているのに、排便反射が起きず、上手く排便できないタイプです。

高齢者や便を我慢する習慣がある人に多いタイプです。

便秘には、腸の蠕動運動を促す「不溶性食物繊維」や、便に水分を持たせてくれる「水溶性食物繊維」、腸内環境を整える「発酵食品」や「オリゴ糖」が良いとされています。

代表的な食材は以下の通りです。

「水溶性食物繊維」が多く含まれる食材

果物、キャベツ、だいこん、海藻類、もち麦、大豆、オートミール、など

「不溶性食物繊維」が多く含まれる食材

大豆、豆類、小麦ふすま、もち麦、オートミール、ごぼう、きのこ、など

「発酵食品」

ヨーグルト、キムチ、納豆、ぬかづけ、など

「オリゴ糖」が多く含まれる食材

きな粉、いんげん、ごぼう、玉ねぎ、あずき、など

さらに、漢方の考え方のエッセンスをプラスすると・・・

1.腸の動きが悪い「弛緩性便秘」の方は・・・

腸を動かす原動力の「気」が足りない「気虚」タイプと考えられますので、「気」補う食材も合わせてとると効果的です。

「気」を補う食材

豚肉、かぼちゃ、さつまいも、山芋、人参、いちじく、りんご、など

2.腸が緊張している「痙攣性便秘」の方は・・・

緊張により「気」が滞っている「気滞」タイプと考えられますので、「気」の巡りを良くする食材を合わせると良いでしょう。

「気」の巡りを良くする食材

春菊、セロリ、シソ、パクチー、ミカン、ジャスミン茶、など

厚生労働省が策定した食物繊維の1日当たりの摂取目標量は、男性で20g、女性で18gとされていますが、現代人の平均摂取量は目標には達しておらず、14g程度と推定されています。

そこで、今回は、主食に食物繊維の多い食材を取り入れることで、手軽に摂取できるメニューを作ってみました!

<かぼちゃのオートミールチーズリゾット>

オートミールをコンソメスープで煮て、お皿に盛り付け、かぼちゃとチーズをのせてレンチンするだけ🍴

<もち麦のわかめとジャコの混ぜご飯>

もち麦と白米を一緒に炊き、わかめとジャコを混ぜて、シソをのせただけ🍴

今回使用したもち麦は、当薬局でも人気商品の「もっちり麦」です。名前の通り、もっちりしていて美味しいですよ🎶

食物繊維は、便秘改善だけでなく、血糖値の上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑えたりなど、様々な効果が期待できます。

また、腸内環境を整えることで、免疫力のアップも期待できますので、これから冬に向けての感染症対策にもなり、一石二鳥ですね!

腸を整え、栄養をしっかりとり、コロナにもインフルエンザにも負けず、乗り切っていきましょう😃

昨年11月からスタートした「ためして薬膳」シリーズ全12回、お付き合いいただきありがとうございました😤

食事と健康は切っても切り離せないとても重要な関係です。ご自身のお体と食事内容について目を向けるきっかけになっていただけたら幸いです。

また、特に、糖尿病や脂質異常症、高尿酸血症、高血圧などの生活習慣病は、食事の取り組みがとても重要になってきます。薬局店頭でも、お食事面のアドバイスをさせていただいておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。